碑 面 (右側から次の順序で刻されている) 葉を付けた竹 文机を前に良寛と覚しき座像 阿(あ)のあた里(り) 五合の庵や 遠(とお)から春(ず) 亀孫 <注>亀孫の下に 1文字あるが不明(写真2を参照) 碑 側 昭和御年八 <注>写真3参照 昭和11年建碑の碑「夕ぐれの岡」より3年前の建碑 補 足 「亀孫」がどのような人物か 国上寺に尋ねても不明との回答であった 渡辺秀英著「いしぶみ良寛 正編 復刻版」によると 碑「夕ぐれの岡」の建立者が涌井半一(港屋主人)ということなので 涌井半一である可能性もあるが 不明である 「港屋」は 良寬の時代には 造り酒屋であったこともあり 良寬が立ち寄ったらしい 「港屋酒店」は涌井家から縁続きの家に引き継がれた後 石港から現在地(中島4432)に移り 現在は涌井家とは縁続きでない方が「港屋酒店」のまま 食品類を販売している 場 所 新潟県燕市中島 バス停「石港」近く 大河津分水路右岸堤防道路脇