新設:2017-05-01
更新:2023-03-03
撮影:2011-05-21
地震亡霊塔
- 案内板
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三条市史跡指定
地震亡霊塔
文政11年(1828)11月12日午前8時ころに起きた三条地震は マグニチュード6.9の直下型地震でした
震源は栄町芹山付近とされています 信濃川に沿った南北25キロメートルの地域では 震度6以上の激震で 被害は越後11藩に及びました
震源に近い三条では 六斎市でにぎわい 朝の煮炊きのさなかの大震災でした 倒れた街並みの13か所からいっせいに火の手が上がり 町は大混乱となりました
現在の三条市域の被害は 全半壊 3,160余軒 焼失 900余軒 死傷者 1,040人に上りました
この地震の亡霊塔は 宝塔院の11世隆観和尚らが願主となって 無縁の被災者を葬り 供養するため 地震の翌年に建立された五輪塔です
三条市教育委員会
- 場 所
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新潟県三条市東裏館1-6-5 (真言宗智山派) 多宝山宝塔院境内
- 建 碑
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文政12年(1829)8月
- 建碑者
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宝塔院第11世隆観和尚ら
- 参 考
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サイト野島出版「三条の良寛さま」
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