良寛さま ゆかり
中村696-1 斉藤家庭上
良寛歌碑「くれないゐの」
新設:2017-05-01
更新:2023-03-25
撮影:2012-05-14
良寛歌碑「くれないゐの」


良寛歌碑「くれないゐの」

碑陰

碑 面
くれなゐの 七の宝を もろ手して
 おしいただきぬ 人のたまもの   良寛のうた
                   松葉かく

碑 陰
桂家第6代誉正東起子夫妻は良寛と深い親交がありました 文政13年秋 自邸内に実った柘榴を良寛に贈りました これに対し 良寛は歌を3首詠んでいます 表の歌はその中の1首です

 かきてたべ つみさいてたべ 割りてたべ
  さてそののちは 口もはなたず 

            碑文揮毫  中野松葉
            建立    桃園の会
昭和62年8月

補 足
3首のうち 碑陰に刻された歌「定本良寛全集」(2-1403)の外に 次の歌があります
 いつとても よこらぬとには あらねども
  飲みてののちは あやしかりけり
  (「定本良寛全集」*2-1402 第1句1字相違)

場 所
新潟市秋葉区中村696-1 斎藤家庭上

撰 文
中野松葉

筆 者
中野松葉

建 碑
昭和62年(1987)8月

建碑者
桃園の会(代表 齋藤久夫)

参 考
「定本良寛全集」*2-1404 第3句1字相違
「いしぶみ良寛」続-05-014_015
燕市分水良寛史料館庭上の良寛詩歌碑(和歌2首 俳句1句)
このページのトップへ戻る