新設:2017-05-01
更新:2023-02-13
撮影:2014-05-18
大通寺庭園(岡山県指定名勝)
【庭園の視点】
背景に高峰山を控えて 上部から下部の書院に向って滝 流れを落としている
中央開山堂のほぼ真北あたり 築山の上部に剛健な釈迦三尊石 須弥山石組を配し 築山下部 滝を中心に集団石組を構成し 力強い景観となっている
池泉は瓢箪形で一枚石の石橋 亀出島を意匠している こうした集団石組が全体に広がって絵画的意匠となり 庭園全体に大きな躍動感を与えている
時代:江戸時代末期 19世鉄春代
寛政5年(1793)~文化10年(1813)
作者:中西源兵衛(矢掛住)
様式:池泉観賞式庭園
場所:本堂裏(書院裏・開山堂)に南面
面積:約460坪(約1518平方メートル)
別名:石寿園
【注】
写真1の 白壁建物は開山堂 左端の柱・天井は書院の廊下
釈迦三尊石は 石組最上段にあって 一番背が高い石の両端を含めた石組
写真2では 左上に 釈迦三尊石がある 手前は池
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