白雲関(坐禅堂)は 良寛が修行した坐禅堂跡地に 良寛堂裏手高所にあった普門閣を1963年に移築したもので 本堂の左手 良寛堂の右手にある 毎日曜日に早朝坐禅会が白雲会により 開催されており 希望者は参加できるが 円通寺に事前連絡が好ましい 本サイト管理人も2014-05-18に参加した
良寛堂の解説板に次のとおり記されている この建物はもと円通寺へ修行にきた者たちが寝起きする衆寮であった 昔時は数十人の若き修行者が常時いたとのことである 良寛も二十二才の時 遠く玉島から越後の出雲崎へ請せられて光照寺に来た国仙和尚の弟子となり はるばる西国玉島の円通寺にきて この建物で寝起きして修行した 騰々任運の特色ある良寛禅の境地はこゝで生れた 円通寺出身の絶世の高僧のゆかりを以て いまでは良寛堂と呼ばれることになった