新設:2017-05-01
更新:2023-02-13
撮影:2010-10-08
縁起・山門・本堂・観音堂
所在地 |
岡山県倉敷市船倉町1666 |
山号寺名 |
五台山 長連寺 |
宗派 |
曹洞宗 |
本尊 |
釈迦如来 |
開創 |
宝暦12年(1762) |
開山 |
大覚雪峰 |
開基 |
倉敷代官 浅井作右衛門 |
中興 |
大忍国仙 |
電話 |
086-422-4198 |
長連寺は 観光客で賑わう大原美術館などがある美観地区を抜け出た静かなところにあり
旧倉敷市地域で唯一の曹洞宗の寺といわれ 良寛の師・大忍国仙の墓がある寺です
倉敷代官菩提寺五台山長連寺は 天正年間(1573~1591) 猿掛城主毛利元清の菩提寺として 矢掛町の洞松寺4世霊岳和尚の法嗣霊巌和尚が 洞松寺隣地に開創し
末寺としたが 文禄年間(1592~1595)兵火により堂宇を消失した
元禄年間(1688~1703) 円通寺開山徳翁良高和尚が寺籍を受けたが 意の如くならず 再興も沙汰止みとなった
その後 良高の法孫大仙無着和尚が宝暦10年(1760) 時の代官浅井作右衛門の請願もあり 円通寺末として寺籍を倉敷に移転し 本師大覚雪峰和尚を開山とし
自ら2世となって宝暦12年に開創した しかし 志半ばにして諸堂整備が完成できず 円通寺10世国仙和尚に後事を託し遷化した
そこで 国仙和尚は法詞国文和尚に命じて 工事の進捗を見させて 天明5年(1785)竣工の時を迎えた その故をもって 国仙和尚を中興3世 国文和尚を4世とした
その後 国仙和尚の法詞が相次いで住職している
以上 岡山県良寛会著「良寛修行と円通寺」より引用させていただいた
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