良寛長歌「月の兎」に因みウサギの右向き画像
ロゴ 良寛さまのゆかり
良寛長歌「月の兎」に因みウサギの左向き画像
高野町西郷作水
良寛句「こかねもて」と「作水坂」
新設:2017-05-01
良寛句「こかねもて」と「作水坂」
撮影:2014-05-15
千石橋北詰(九度山町側)に各種案内板
左道標は「高野山女人堂 二里」
千石橋南詰(高野町側)
千石橋北詰(九度山町側)に
「←河根 作水→」の案内板

千石橋から壬生川下流を望む
両岸に竹藪が

千石橋から上流を望む
壬生川の上流域は景勝地「玉川峡」
【良寛句「こかねもて」】

さみつ坂といふところに 里の童の青竹の杖をきりて 売り居たりければ
  こかねもて いさ杖かはむ さみつ坂

この句から察すると 良寛は「作水坂」を青竹を杖に 登ったのだと思われる
現在の舗装された作水坂を登るのにも 杖が欲しくなるほどの 長い急坂である

【さみつ坂】

千石橋は 「和歌山県九度山町河根」と「和歌山県高野町西郷作水」の境界を流れる壬生川に架かる橋で 千石橋南詰(高野町側)から「第5の地蔵尊(作水)」までの急坂が「作水坂」と称されている

この「作水坂」が 良寛句「こかねもて」の第3句目の「さみつ坂」に該当するという前提での訪問であった

地名のヨミは次のとおり
  九度山町 … くどやまちょう
  河根 ……… かね
  高野町 …… こうやちょう
  西郷 ……… にしごう
  作水 ……… さみず

参 考: 「定本良寛全集」*3-俳句-098
     岡本勝美著「良寛争香」P39-40

【補足】

本サイト管理人は 「作水坂」を歩くため 橋本市内の高野街道京大阪道 紀ノ川の旧「渡場」にあった「常夜灯」近くで宿泊 翌日 橋本駅から学文路(かむろ)駅まで南海高野線に乗車 学文路駅から高野街道京大阪道を歩き出した

途中 石童丸物語の学文路苅萱堂に寄り 第5の地蔵尊(作水)までの所要時間は94分であった 後期高齢期に入っているので 若い人と比べて所要時間が長いと思う

地蔵尊は 第1(清水)と第2(南馬場)が橋本市に 第3(繁野)と第4(河根峠)が九度山町に 第5(作水)と第6(桜茶屋)が高野町にある

歩くのに 橋本市内は情報が豊富であるが 九度山町に入ると少なくなり 高野町に入ると
さらに少なくなる
ただ 関連観光当局が共同で作成配布している「和歌山県街道マップ 高野七口」を 事前に入手していたので 大変助かった 距離感のないイラストマップではなく 距離と高低差の情報が含まれている

良寛に関心があっても 歩くのは厳しいと思う方ために 少し多めに写真を掲載した
作水坂は最初から急勾配
前方右脇に竹藪
坂の途中で振返って坂下方向を
自動車が通らない舗装道一杯に落葉が
第5の地蔵尊(作水)が出迎え
作水坂の登りに14分要した
作水集落
前方奥の家右手前に第5の地蔵尊
作水集落
途中で少し眺望がよくなった
作水集落とお別れ
写真を撮りながら4分で通過