新設:2017-05-01
更新:2023-02-13
撮影:2014-05-14
金峯神社と隠れ塔
- 案内板
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金峯神社と隠れ塔
この神社は 金山彦命を祭る吉野山の総地主の神で 一名金精(こんじょう)明神ともいって 古くから信仰を受けてきた延喜式内社です
金峯というのは この辺りから大峯山へかけての総称で 古来地下に黄金の鉱脈があると信ぜられて 宇治拾遺物語その他にも この山に登って黄金を得たという話があります
これは 仏教説話として 金峯山は黄金淨土であるという観念からうまれたものです
左の小道を下がった所にある建物は 隠れ堂といって ここは大峯修行場の一つで この塔に入って扉を閉じると 中は真っ暗になります そこで神官の先導に従って
吉野なる 深山の奥の 隠れ塔 本来空の すみかなり
と唱えながら境内を巡ります
文治元年(1185)11月 源義経がこの塔に隠れ 追っ手から逃れるため 屋根を蹴破って外へ出たため 「義経の隠れ塔 蹴抜けの塔」ともいわれています
吉野町
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