案 内 良寛歌碑は赤穂城趾の大手門と反対側の裏門としての「塩屋門」辺りにあって 写真2には写っていないが 「塩屋門(赤穂城裏門)跡」と題した「木製案内板」が赤穂義士会によって 写真2の右外側に設置されている 写真2の右端に建つ木柱には 表面に「良寛歌碑」 左側面に「昭和29年に建てられ 碑文は 良寛が諸国行脚の途中 赤穂天神の森に立ち寄り 野宿したときに うたったといわれています」と記されている ただし 最後の部分はほとんど読めない 歌碑碑面は 残念ながら全く読めない この歌碑を紹介した古い書籍には 背景に樹木が写っているが 伐採されて樹木はない 樹木が大きくなり過ぎて 石垣を壊してしまうので伐採されたらしい 良寛歌碑が建つ石垣の上には大きな切株が複数残っていた 写真2の手前から 歌碑が建つ処まで上ることができる 写真では わかり難いが階段状になっている 反対側からは上ることができない(写真3) 碑 面 あこうてふところにて天神の森に宿りぬ さよふけがたあらしのいとさむふふきたりければ やまあらしよ いたくなふきそ しろたへの ころもかたしき たひねせしよは 場 所 兵庫県赤穂市上仮屋 赤穂城趾塩屋門近傍 筆 者 良寛 建 碑 1954年11月14日 参 考 「定本良寛全集」*2-0002(初句が「やまおろしよ」)「いしぶみ良寛」正-85-302_305