新設:2017-05-01
更新:2023-02-19
撮影:2011-05-17
良寛書簡「西照坊関連」
- 三輪左一
関連書簡
-
良寛の書簡
左一老遺物並酒味噌
恭受納仕候野僧
今月五日中山に住庵仕候
来春御面談申上可爾々
敬白
十月十六日 良寛
三輪九郎右衛門老
- 維馨尼
関連書簡
-
中山からの良寛の書簡
与板の三輪家(大阪屋)の娘おきしは 与板の山田家へ嫁いだが 夫と死別後 実家へ帰り有髪の尼となり 徳充院と称した 後 剃髪して維馨尼といった
年代は不詳であるが 良寛が中山から徳充院あてに出した書簡がある
御病気如何候や 随分心身を調ふるようにあそばさるべく候 油一とくり たまはる可候
というのがそれである
維馨尼は徳昌寺の弟子として文政元年江戸へ托鉢に出た 良寛は「天寒し自愛せよ」との詩を送っている 中山からの書簡にも相手を気遣っている良寛の心を知ることができる
出雲崎町
- 場 所
-
新潟県三島郡出雲崎町中山598甲 西照坊玄関前
- 参 考
-
「定本良寛全集」3-書簡-192 3-書簡-055
このページのトップへ戻る