詩 文(案内板) 還郷作 出家離國訪知識 一衣一鉢凡幾春 今日還鄕問舊侶 多是北邙山下人 読下し(案内板) 郷(きょう)に還(かえ)るの作 家を出(い)で国を離れて知識を訪ね 一(いち)衣(え)一(いつ)鉢(ぱつ) 凡(およ)そ幾春ぞ 今日鄕に還(かえ)りて旧(きゅう)侶(りょ)に問えば 多くは是(こ)れ北邙(ほくぼう)山(さん)下(か)の人 解 説(案内板) 故郷に帰って作った詩 出家して故郷を離れ 各地の名僧を訪ねる 一枚の衣と一つの鉢の子を持って修行すること何年になるだろう 今日故郷に帰って旧友にたずねると 多くの人はもう墓の下の人となっていた 良寛は 22歳の時 大忍国仙の弟子となって故郷を離れ 岡山県円通寺での修行を終えて 39歳の頃帰国した 既に 父や母をはじめ多くの人がこの世を去っていた その悲しみを詠んだ詩である 解説 加藤僖一 場 所 新潟県三島郡出雲崎町米田412近傍 バス停「小竹」傍良寛の里 案内パーク出雲崎 内 筆 者 良寛 建 碑 平成19年(2007)6月23日 建碑者 新潟県 参 考 「定本良寛全集」*1-005 *1-243 新潟県の「良寛の里案内パーク出雲崎」ページ 良寛の里案内パーク出雲崎(小竹バス停)から 中山(西照坊)良寛記念館 良寛堂 芭蕉園などへの自然歩道コース案内図