案 内 写真1~3は 道の駅「越後出雲崎天領の里(出雲崎町尼瀬6-57)」日本海夕日公園「イベント広場」東端(時代館の西脇)に設置された「子供の頃の良寛さん(栄蔵)」という 次の逸話をイメージした 幼い頃の良寛像の写真です 逸 話 8~9 才の頃 しかられると 上目で人の顔をじっと見る癖があった ある日 遅く起きて父親にしかられ いつものように上目でじっと見た 日頃気にしていた父親は 「親をにらむやつは鰈(かれい)になるぞ」といった 幼い頃の良寛すなわち栄蔵の姿は 家から見えなくなった 日が暮れても帰らないので家族は心配し 心当たりを探したが見つからない もしかしたら海岸ではあるまいかと母親が行って見ると 栄蔵は海岸近くの岩の上に しょんぼりとしゃがみ込んでいた ほっと安心した母親が じっと海を見つめている栄蔵に 「こんな所で何をしているのだね」と声をかけると 栄蔵は「おれはまだ鰈になっていないかえ」と言った (以上 谷川敏朗著「良寛の生涯と逸話」より引用) 場 所 新潟県三島郡出雲崎町尼瀬6-57 越後出雲崎天領の里 日本海夕日公園「イベント広場」