新設:2017-05-01
更新:2023-02-13
撮影:2011-06-29
多聞寺(毘沙門天)
- 案内板
- 多聞寺前の参道階段を下り 往時の海岸道路近くに設置された案内板に 次のとおり記されている
多聞寺
真言宗豊山派に属し出雲山と号す 神亀2年(725)行基の開基という
永禄11年(1568)上杉謙信の村上本庄氏攻めや 天正13年(1585)以降 上杉景勝による佐渡平定のための宿陣となったと伝えられる
天正15年(1587)8月17日 景勝は「住職に何か望みあらばこれに記して願い出よ」と白紙に自署して与えた白願書が残っている
本尊は上杉家の護佛である毘沙門天である また順徳天皇が佐渡の配所で拝んだいたとされる菅公の木像が安置されている
出雲崎町
- 補 足
-
多聞寺の参道を 国道352号が横切って設けられているので 往時の場所から多少移転したように思われる
海岸に近く 橘屋跡前の旧道から少し奥まった民家の際に 「浦佐御分体 多聞天王主張所 出雲山多聞寺」と刻んだ標石が 案内板と並んで建っており 案内板に向かって正面奥の階段を上ったところに 多聞寺本堂がある
<注>多聞天王は日本では毘沙門天
- 場 所
- 新潟県三島郡出雲崎町石井町592
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