良寛さま ゆかり
八幡町魚野川河畔
貞心尼歌碑「やよしばし」
新設:2017-05-01
更新:2023-02-19
撮影:2013-05-15
貞心尼歌碑「やよしばし」


貞心尼歌碑「やよしばし」

貞心尼歌碑「やよしばし」
魚野川堤防上水車小屋公園にある
写真では水車小屋の左手に碑陰が見える

田戸の魚野川堤防から越後三山
魚野川と破間川の合流中州やや下流

碑 面
  やよしばし さほさしとめよ わたし守
  それかあらぬか ほととぎすなく
               貞心尼

碑 陰
 歌を省略(上掲碑面と同じため)

 明治2年12月
 貞心尼は 漢方医寒江惟春に見送られて川舟に乗り 魚沼の
 地を後にした
 年の暮れの雪の降る日で 貞心尼没3年前のことであったと
 寒江家の文書には 書き記されている
 平成13年9月
  関長温を偲ぶ会 建立
    全国良寬会参与 駒谷正雄 書

案 内
魚沼良寛会「魚沼市 良寛さまと貞心尼・関長温 ゆかりの地ガイドブック」から抜粋引用

貞心尼歌碑は 漢方医関長温を偲ぶ会と徐々坊(じょじょぼう)敬慕会が中心になり 平成13年9月に建立されました 碑面には 柏崎市 極楽寺所蔵の「もしほ草」から選定した歌が刻まれています

水車小屋公園の上流側には かって「田戸(たど)の渡し」と呼ばれる渡し場がありました 貞心尼は明治2年 長温と交流のあった掘之内宿の漢方医寒江惟春(さがえいしゅん)に挨拶するため 下船したといわれています それは貞心尼が75歳で遷化される3年前のことであったと 伝えられています

魚野川の清流に 過ぎ去ったありし日の貞心尼の姿が偲ばれます

場 所
新潟県魚沼市八幡町魚野川河畔 水車小屋公園

筆 者
貞心尼

建 碑
平成13年(2001)9月

建碑者
関長温を偲ぶ会
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