新設:2017-05-01
更新:2023-02-19
撮影:2013-05-15
良寛貞心尼贈答歌碑 「これぞこの・つきて見よ」
- 碑 面
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碑面の良寛署名以外は 貞心尼筆「蓮の露」拡大 下に 碑陰の活字体刻字を掲げる
師常に手まりをもて遊び
給ふとききて奉るとて 貞心尼
これぞこの仏の道にあそびつつ
つくやつきせぬ法なるらむ
御かへし 良寛
つきて見よひふみよいむなやここのとを
十といさめてまたはじまるを
<歌とは別に 碑陰に嵌め込まれたもの>
文化11年(1814)魚沼郡小出島の医師関長温に嫁いだ長岡藩士の娘奥村ますは この地で新婚時代を過ごす 後出家して晩年の良寛に出会い多くの贈答歌を残す
この歌は貞心尼自筆歌集「蓮の露」にある最初の贈答歌である
平成18年10月吉日
全国良寬会魚沼大会 記念事業実行委員会
- 案 内
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魚沼良寛会「魚沼市 良寛さまと貞心尼・関長温 ゆかりの地ガイドブック」から引用
良寛にとっても貞心尼にとっても 2人の間の歌の交換はあまりにも後の世に有名であり かつ貴重なものでした
魚野川のせせらぎを耳に 越後三山をはるかに仰ぎ見るこの小出嶋の地に 関長温・なす夫妻は数年間ではありましたが生活を営みました 彼女は夫と離別したのち
縁あって良寛を師とし 歌の交換が始まりました
短い歳月の親交ののち 良寛が亡くなるやその贈答歌は貞心尼によって「はちすの露」として世に表され 人々に愛唱されるようになりました
- 場 所
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新潟県魚沼市小出橋モニュメントパーク
- 筆 者
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貞心尼
- 建 碑
- 平成18年(2006)10月
- 建碑者
- 魚沼良寛会
- 参 考
- 「定本良寛全集」 2-(05) 2-0486
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