新設:2017-05-01
更新:2023-03-01
撮影:2011-05-19
良長善館址碑
- 案内板
(写真2)
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私塾長善館址
長善館は 今から170年ほど前の天保4年(1833)鈴木文台先生によって創設された 以来 惕軒・柿園・彦岳の3先生に承けつがれ 明治45年(1912)閉館するまで およそ80年 その間 ここに学んだ門人は1000名をこえ 幾多の人材を輩出している
その後 館が老朽したので いまの建物は昭和9年第4世鈴木脩蔵氏(元岩手県知事)の新築に係る 現在吉田町老人憩いの家になっている 敷地の一隅に鈴木虎雄博士(惕軒先生の5男 文化勲章受章)の撰文になる址碑が建ち 館の南隣り長楽寺境内に歴代館主の墓所がある
文台先生は 寛政8年(1796)医師鈴木見義の第2子に生まれた 幼くして怜悧 独学で北越第一の儒者となった 僧良寛と親交あり 安政元年(59歳)長岡牧野侯の儒官に迎えられ俸禄若干を賜わった 明治3年(1870)6月17日没した 年75歳
昭和3年11月 従五位を贈られた
燕市教育委員会
- 場 所
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新潟県燕市粟生津97 長善館跡
- 建 碑
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昭和35(1960)年8月
- 建碑者
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1024人の浄財によって建立された
- 補 足
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長善館址碑がある一郭は 道路に面した一辺を除いて生垣で囲まれ 再建された長善館や燕市長善館史料館とは独立区画のように見えるが 写真2奥に写っている再建された長善館右奥の敷地から 地続きとなっている
本ページは 長善館史料館から 資料・情報の提供を受けて作成した
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