新設:2017-05-01
更新:2023-03-01
撮影:2017-04-08
本堂・舟御堂・参道・山門
- 案内板
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国上山本覚院 木像 金剛界大日如来像
本覚院は 国上寺再興以来 (寛文年間 1670) 同寺の塔頭として存在したが 文化8年(1811)第1世良長が中興となり 法流が付与された(真言宗豊山派)
この像は 白亳相を表し 条幅及び裳を付け 天衣を背面より両壁部に懸け 胸前に右手を上にして智拳印を結び 舟形火焔光背を背に 九重蓮華台座上に右足を外にして結跌跏坐する金剛大日如来型像である
全高113センチ 像高43センチ
本体・光背・台座共桧造り 漆箔仕上げの寄木造り 白亳は水晶製
蓮華台座内面に「元禄十丁丑二月二十日 難波津に咲くや此の・・・・・」の墨書がある
このころ 国上寺阿弥陀堂復興に尽力中の万元が 国上寺あるいは普賢院・五合庵に寄寓していたから この仏像も万元の手により安置されたものではないか
とも推測される
平成2年(1989)3月 町指定
- 場 所
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新潟県燕市国上1547 (真言宗豊山派) 国上山本覚院境内
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