良寛長歌「月の兎」に因みウサギの右向き画像
ロゴ 良寛さまのゆかり
良寛長歌「月の兎」に因みウサギの左向き画像
国上 国上寺西参道
鏡井戸
新設:2017-05-01
鏡井戸
撮影:2011-05-18

鏡井戸

案内板「鏡井戸」


案内板
鏡井戸

今から1000年ほどの昔 砂子塚村(現分水町)の館(やかた)主否瀬(いなせ)某に外道丸(げどうまる)という世にもまれな美しい男の子があった はじめは 和納村の楞厳(りょうごん)寺の稚児に預けられたが らんぼうが烈しく国上寺へ預け替えられた

外道丸は その後 熱心に佛道修行に励んでいたが あまりの美しさに遠近(あちこち)の娘たちからの恋文が葛籠いっぱいになるほどだった

ある日 1人の娘がこがれ死したと伝えられ 外道丸はおどろいて葛籠(つづら)のふたを開けると 恋文が白煙(けむり)となって立ちのぼり思わず気絶した しばらくして起き上がると顔の異状に気づき この井戸をのぞくと そこに鬼面と変じたおのれの姿がうつされていた

狂乱した外道丸は その日から寺を抜け出し 山中の断崖穴(だんがあな)にこもり 自ら酒呑童子と名乗り悪行を重ねた後 丹波の大江山に移り住んだ

(今も悪心を持つ者が この井戸をのぞくと鬼に見えるといわれる)

場 所
新潟県燕市国上 国上寺西参道 国上寺西大門から比較的近い処
参 考