案内板 閻魔堂 ENMADO 柏崎市指定文化財(記念物・史跡) 山号を 金砂山円光寺閻魔堂(えんまどう)といい 今日では「エンマ市のお堂」として親しまれている 戦国時代の頃までは 半田村にあったと伝えられ 江戸時代中期の資料「柏崎町古絵図」には 町の東の木戸の門外に位置していたことがわかる 閻魔市の起源となった馬市が 下町から移ってお堂の境内で開かれるようになったのは 明和年間(1764〜1771)の頃からで 約70年間続き 以後 馬市にかわって節季市の形で受け継がれ 今日のエンマ市(6月14日〜16日)となった お堂は 数度の火災で類焼し 現在の土蔵造りの建物は 明治29年に建てられたもので 4代目篠田宗吉によって建てられた 「閻魔堂の言い伝え」の案内板には 閻魔堂に残されていた宝永7年(1710)の「越後国柏崎町焔魔堂縁起」の一部を 今のことばに直し わかりやすくしたものが 記されている 場 所 柏崎市東本町2-7-40