碑 面 裙子短兮褊杉長 騰騰兀兀只麼過 陌上兒童忽見我 拍手斉 唱(放)毬歌 放 良寛書 読下し 裙(くん)子(す)は短く褊衫(へんさん)は長し 騰々(とうとう)兀々(ごつごつ)として只麼(しも)に過ぐ 陌(はく)上(じょう)の児童忽(たちま)ち我を見て 手を拍(う)って斉(ひと)しく唱(うた)う放毬歌 案内板 良寛放毬の詩碑 神明町3-9 神明社境内 裙子は短く褊衫は長し 騰々兀々として只麼に過ぐ 陌上の児童忽ち我を見て 手を拍ち斉しく唱う放毬歌 托鉢姿の良寛さまと子供たちの様子を通して 物にこだわらず 広い心で過ごしてこられた良寛さまのお姿がしのばれる詩碑です この碑は 良寛さまを心から崇敬していた林町の伊藤呆庵(1895~1978)が熱心に働きかけ 昭和41年(1966)春 三条良寛思慕会が建てたものです 近くの正楽寺には 良寛さま筆跡の「南無阿弥陀佛」を墓碑銘とした伊藤家の墓があります 平成2年3月24日 三条市地域住宅計画(ホーフ計画)運営協議会 場 所 新潟県三条市神明町3-9 神明社前 筆 者 良寛 建 碑 昭和41年(1966)5月3日 建碑者 三条良寛思慕会 参 考 「定本良寛全集」1-408 *1-090 *1-289 「いしぶみ良寛」正-67-238_241 サイト野島出版「三条の良寛さま」