碑 面 十字街頭乞食了 八幡宮 辺方徘徊 児童相見共相 語 去年癡僧今又来 釈良寛書 読下し 十字街頭食(じき)を乞(こ)い了(お)わり 八幡宮辺方(まさ)に徘徊(はいかい)す 児童相見て共に相語る 去年の痴(ち)僧(そう)今又来たる 釈良寛書 案内板 良寛乞食の詩碑 八幡町12-18 八幡宮境内 十字街頭 食を乞い了わり 八幡宮辺 方に徘徊す 児童相見て共に相語る 去年の痴僧 今また来ると 三条の鎮守 八幡宮界わいでよまれた乞食詩です 三条には良寛さまを敬慕する町人が多く 良寛さまが亡くなられてまもなく同文の詩碑を八幡宮境内に建てました しかし 文久元年(1861)の大火で破損したことから良寛さまの遺跡を伝えるため 山崎豊吉町長 藤崎恵積八幡宮宮司らが発起人となって 大正13年(1924)1月 昭和天皇の御成婚を記念して再建されたものです 平成2年3月24日 三条市地域住宅計画(ホーフ計画)運営協議会 場 所 新潟県三条市八幡町12-18 三条八幡宮末社・厳島神社境内 筆 者 良寛 建 碑 大正13年(1924)1月 昭和天皇御成婚記念 再建 建碑者 三条市 参 考 「定本良寛全集」 1-409 *1-091 *1-288 「いしぶみ良寛」正-65-230_233 サイト野島出版「三条の良寛さま」