良寛さま ゆかり
八幡町12-18 八幡公園
村山半牧の頌徳碑
新設:2017-05-01
更新:2023-03-03
撮影:2011-05-21
村山半牧の頌徳碑


 
村山半牧の頌徳碑

案内板「村山半牧の頌徳碑」

案内板
 刊本初の「僧良寛歌集」の編者
   村山半牧の(しょう)(とく)

           八幡町12-18 八幡公園

この石碑は 画家で勤皇の志士であった三条文人・村山半牧(むらやまはんぼく)(1828-1868)の功績をたたえて建てられたものです

半牧は 良寛さまと親交のあった分水町渡部の庄屋阿部定珍(さだよし)の子定緝(さだつぐ)を訪ね 多くの良寛さまの遺墨にふれ 良寛さまの歌集の編さんに取り組みました

慶応4年(1868)北越戊辰戦争のさなか 半牧が自害したため 勤皇同志の弟小林二郎が半牧の遺志をを継ぎ 刊行されたものとしては 初めての「僧良寛歌集」を明治12年(1879)に出版しました

この歌集を会津()(いち)が正岡子規に贈ったことから 子規が良寛さまを知ることになり さらに 伊藤左千夫 斎藤茂吉らに伝わり 良寛さまが広く世に知られるきっかけとなりました

 平成2年3月24日
三条市地域住宅計画(ホーフ計画)運営協議会 


場 所
新潟県三条市八幡町12-18 八幡公園

筆 者
(篆額) 富岡鉄斎 (碑文) 栗本義喬

撰 文
江馬聖欽

建 碑
明治31年(1898)秋

建碑者
村山半牧の弟・遯軒(とんけん)

参 考
サイト野島出版「三条の良寛さま」
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