案内板 奉造立寂静堂一宇元禄十四辛巳年五月六日寺泊大工遠藤甚五郎 赤穂浪士討入りの歳約300年前に お客様用の客殿として造られた建物で 本願主は西生寺住職法印快心(中興第8世)です 正面の御本尊は 上杉謙信寄進の愛染明王です 唐様桃山造りで 皇室の表御紋(十六枚菊)と裏御紋(五・七の桐)を許され 正面右手の奥部屋は長岡の殿様牧野侯の御在所で河井継之助もこの部屋で休息されました 海雲山瀧泉院西生寺住職中興第22世隆信 補 足 西生寺の拝観之栞によると 良寛は西暦1804年に 6ヶ月ほど西生寺に仮住し 梅ノ木の花盗人の長歌や弘智法印仏拝観の歌を詠んだとのことなので この客殿にて寝起きしたことがあるかもしれない 客殿には早川亜美作の良寛像が置かれている 場 所 新潟県長岡市寺泊野積8996 (真言宗智山派) 海雲山西生寺 参 考 サイト西生寺 新潟県のサイト「良寛たずね道八十八ヶ所巡り」