新設:2017-05-01
更新:2023-03-19
撮影:2011-05-20
与市地蔵(那須乃與市地蔵尊)
- 案内板
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与市地蔵縁起
この地蔵尊は 昔 西越の庄小木の城主荻野遠江守の守護佛であったが 貞治2年上杉忠顕に攻められ落城した際 城山の土中に埋められたという
その後 長い年月を経て露出し この荻川(島崎川)へ流れ出し 島崎橋橋詰に住んでいた金七という人に文政年間に救い上げられたものと伝えられる
金七は 庵を造って安置し 以来良寛さまをはじめ近隣の人々の信仰を集めてきた 幾たびか盗難に遭ったが仏縁により戻ってきた
明治の初年頃信者は志を合わせ土蔵造りの御堂を建立した 大正の初期に佛の胎内に秘蔵されていた那須野与市守本尊と記された巻物が発見されてからは 人々は与市地蔵と称し 毎年7月24日の祭礼には 御開帳を例として現在にいたっている
- 補 足
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上記「与市地蔵縁起」の案内板は 経年変化で判読できない部分があったが 長岡市和島支所産業建設課商工観光係から 教示頂き また 関連資料の提供も頂きました ここに改めて御礼申し上げます
- 場 所
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新潟県長岡市島崎 島崎橋東畔
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