新設:2017-05-01
更新:2023-03-19
撮影:2011-06-30
14 由之歌碑「こころには」
- 碑 面
-
十二月六日
心耳ハ 思ふ物可良 老らくの
おのづ可ら奈る お己多りそ
う起
良寛様 由之
- 読 み
-
十二月六日
心には 思ふ物から 老らくの
おのづからなる おこたりぞ
うき
良寛様 由之
- 碑 陰
-
平成5年与板町建立
- 案内板
-
由之の歌
心にハ思ふ物から老らくの
おのづからなる
おこたりぞうき
文政9年12月6日の日付のある 兄良寛宛の弟由之の書簡の中にある歌
書簡の大要以下
兄上が山を降り島崎に移られたこと地蔵堂で知り 早速 島崎に向かう 夏戸堤は道が悪いので与板まわりの道を取り 途中 川口の寺に宿るが 夜小便に起き えんを踏みはづし足をいため 島崎行き断念 御不自由のことあらば左門に申付けをと配慮も綴られ もはや雪 春参上とわびる
「わたくしハ大坂屋にやしなハれ居候へバ少も不足の事御座なく」の筆跡もまじる
平成5年9月
長岡市
- 場 所
-
新潟県長岡市与板町東与板 いしぶみの里・良寛詩歌碑公園
- 筆 者
-
由之
- 建 碑
- 平成5年(1993)9月
- 建碑者
-
与板町
- 参 考
-
「いしぶみ良寛」続-55-114_115
このページのトップへ戻る