新設:2017-05-01
更新:2023-03-19
撮影:2011-06-30
06 良寛歌碑「みづぐきのあともなみだに」
- 案内板
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父以南を偲ぶ歌
知々能閑氣留
毛乃遠見天
美都久幾能
安東裳奈美堂
耳(消)可数見
計理安利之無
閑之乃己東遠
於毛非轉
沙門良寛書
良寛が 父以南の「朝霧に一段ひくし合歓の花」の句に 書き添えた短歌の扇面である
「みづくき」は筆跡のことで 父の遺墨を見るにつけ 涙にかすみ 存命の時のことが 想い出されてならないと詠んだ歌で 良寛の感無量な心情が察せられる
建立 平成元年与板町還暦会一同
平成元年八月
長岡市
- 読 み
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父の書ける物を見て
水茎の 跡も涙に かすみけり
在りし昔の 事を思ひて
- 場 所
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新潟県長岡市与板町東与板 いしぶみの里・良寛詩歌碑公園
- 筆 者
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良寛
- 建 碑
- 平成元年(1996)8月
- 建碑者
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平成元年与板町還暦会一同
- 参 考
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「定本良寛全集」2-0332 2-0508
「いしぶみ良寛」続-49-102_103
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