良寛さま ゆかり
東与板 良寛詩歌碑公園
05 良寛およしさ宛書簡碑「ぬのこ一」
新設:2017-05-01
更新:2023-03-19
撮影:2011-06-30
05 良寛およしさ宛書簡碑「ぬのこ一」


良寛およしさ宛書簡碑
「ぬのこ一」

本碑案内板(拡大)

碑 面
ぬのこ一 此度御
返申候
さ無久奈利奴
い末ハ螢も 光
奈し こ金(可禰)能
水遠 多禮可
堂萬和む
     螢
閑難都起
お与之散 保多留
 山田屋 

案内板
およしさ宛書簡 

ぬのこ一 此度御
返申候
さむくなりぬ
いまハ 螢も光
なし こ金の
水を たれか
たまはむ
     螢
閑難都起
およし散 ほたる
 山田屋

この手紙は 与板の山田家のおよしさに 酒をねだった手紙で はじめにある
「ぬのこ」とは 綿入れのことである
良寛は 夕方になるとよくふらりと 酒造家の山田家にやってきて 酒を無心していたので 螢とあだなされた

建立 元与板町議会議長・勲五等双光旭日章 原義一
   昭和63年9月
            長岡市

場 所
新潟県長岡市与板町東与板 いしぶみの里・良寛詩歌碑公園

筆 者
良寛

建 碑
昭和63年(1988)9月

建碑者
元与板町議会議長 原義一

参 考
「定本良寛全集」3-書簡-062
「いしぶみ良寛」続-48-100_101
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