良寛長歌「月の兎」に因みウサギの右向き画像
ロゴ 良寛さまのゆかり
良寛長歌「月の兎」に因みウサギの左向き画像
与板甲627甲 楽山苑
良寛書簡碑「君欲求蔵経」天寒自愛碑
新設:2017-05-01
良寛書簡碑「君欲求蔵経」(天寒自愛碑)
撮影:2011-05-20

良寛書簡碑「君欲求蔵経」
(天寒自愛碑)

良寛書簡碑の碑陰

案内板

碑 面
江戸ニ而
 維経尼  良寛
君欲求蔵
経遠離故
園地吁嗟吾
何道天寒
自愛
十二月廿五日
     良寛

通 釈
(案内板)
維経尼宛詩簡

君蔵経を求めんと欲して
遠く故園の地(ふるさと)を離る
嗚嗟吾れ何をか道わん
天寒し自愛せよ
  12月25日 良寛

江戸にて 維経尼 良寛 と巻紙の前に宛名を誌した処をみると 大坂屋の飛脚便に托したものと思われる 尼は文化14年秋 大蔵経招来募財の為江戸に赴くが 良寛は尼の志に賛辞を送っている この書簡から尼に対する畏敬愛惜の心情をくみとることができる

碑 陰
茲に萬善維馨禅尼は 宗家三輪氏6代の主多仲翁の子女に生まれ 其の名をキシと称す 長ずるに及んで山田杢左衛門に嫁す 凡そ5年にして夫の喪に逢い 実家に復縁す 後に 徳昌26世古範和尚の禅室に投じ 薙髪して尼となる
折しも 師の古範和尚大蔵経請来の意有るを知り 之が助縁の為め単身東都に遊んで専ら行乞を修す 時に漸く寒天の節 良寛和尚禅尼が心操を敬歎し 遥かに其の労苦を偲び 表記の詩文を題して是に贈る
此に先哲の道情を憶い 其の壮行を留め度く 先年良寛和尚遷化150年の記念事業として 普ねく江湖の芳志に依て爛葛藤を複刻し 併せて此の詩碑を建立して永く其の徳を表せんとす
  法号 徳充軒萬善維馨禅尼 文政5年2月8日円寂
       世寿58歳
 昭和58年7月上浣    与板町良寛会
              徳昌三十七世省順謹書
              爛葛藤複刊委員会

場 所
新潟県長岡市与板町与板甲627甲 楽山苑内 楽山亭奥庭
筆 者
(碑文)良寛
(碑陰)徳昌37世省順
建 碑
昭和58年(1983)10月9日
建碑者
与板町良寛会 徳昌寺 爛葛藤複刊委員会
参 考
「定本良寛全集」3-書簡-053 1-616
「いしぶみ良寛」正-49-180_181