良寛さま ゆかり
長岡市 福島町
貞心尼歌碑「おのづから」
新設:2017-05-01
更新:2023-03-19
撮影:2011-05-21
貞心尼歌碑「おのづから」


貞心尼歌碑「おのづから」

碑 面
おのつ可良ふ由能日閑数の久礼由遣波
 ま川東毛奈きに者留は来尓気利 

 <注>貞心尼筆の草書体を楷書活字体とし ルビを付けいる
    ルビと仮名部分で 次のとおり表示する

  おのづからふゆのひかずのくれゆけば
    まつともなきにはるはきにけり
                貞心尼

補 足
貞心尼著「蓮の露」収載の良寛・貞心尼唱和歌 良寛の返し歌は次のとおり

和禮母悲東毛有所毛末許登毛部多天那久
  天良之奴起遣留都幾能散也氣散
われもひとも うそもまことも へたてなく
  てらしぬきける つきのさやけさ
我も人も 嘘も誠も 隔てなく
  照らしぬきける 月のさやけさ

場 所
新潟県長岡市福島町503近傍 北長岡駅から徒歩で1時間弱
標石「貞心尼草庵」から貞心尼草庵までの参道に建碑されたいる

建 碑
1966年11月

建碑者
貞心尼思慕会

参 考
「定本良寛全集」2-(10)
梅津昇編集「良寛・貞心尼の仮名を読む」

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