碑 面 このまよりかくだのおきを みわたせばあまのたくひの おきになみゝゆ 良寛書 読 み 木の間より 角田の沖を 見渡せば 海女の焚く火の 沖に波見ゆ 碑 陰 碑之由来 良寛禅師は 乙子神社より文政の頃 角田へ托鉢にこられ 長谷川家に宿し 先祖及二代夫婦の法号を書残した 昭和四十二年三月三十日 巻町文化財に指定された 法号は 良寛禅師の足跡と歌と共に 此の角田に永遠に残す 昭和六十二年五月十日 建立 九代目 次郎 石工 小川昇栄 台石 角田砕石より 場 所 新潟県西蒲区角田浜1005-11 長谷川家前 バス停「角田妙光寺入口」から妙光寺(角田浜1056)に 向かう参道(国道402号より山側の道)の中間辺り左 筆 者 良寛 建 碑 昭和62年(1987)5月10日 建碑者 長谷川次郎 参 考 「定本良寛全集」2-0386 「いしぶみ良寛」続-10-022_023