良寛さま ゆかり
間瀬6167 海雲寺境内
良寛歌碑「いにしへのひとのふみけむ」
新設:2017-05-01
更新:2023-03-25
撮影:2012-05-16
良寛歌碑「いにしへのひとのふみけむ」


良寛歌碑
「いにしへのひとのふみけむ」

良寛歌碑は写真中央にある
龍神堂前庭兼本堂前庭に当たる所

本堂
右の大きな碑は本堂再建記念碑

碑 面
以尓之弊乃悲東能布美
氣無布留美知者安禮
耳氣流閑裳遊久飛騰
難之耳
   沙門良寛書

読 み
いにしへの ひとのふみけむ ふるみちは
 あれにけるかも ゆくひとなしに
    釈門良寛書

古の 人の踏みけむ 古道は
 荒れにけるかも 行く人なしに

通 釈
昔のすぐれた人が 踏みかためたという古い道は 通る人もなく 今は荒れてしまったことよ そのように 古くからの正しい教えは 踏み行う人もなく すっかりすたれてしまったことだ

 古道とは 一般的に 宗教 学問 芸術全般の古くからの教えをいうが
 ここでは 良寛が仏教会の現状を批判したものと捉えることにする


碑 陰
平成六年五月二十九日
海雲寺二十一世 祖関憲一和尚
 晋山結制記念建之
 寄贈 巻町 (有)有坂石材

場 所
新潟県西蒲区間瀬6167 (曹洞宗) 大平山海雲寺境内 龍神堂 前庭右

筆 者
良寛(海雲寺所蔵)

建 碑
平成6年(1996)5月29日
海雲寺21世 祖関憲一和尚 晋山結制記念

建碑者
(寄贈) 有坂石材

参 考
「定本良寛全集」2-1094
「いしぶみ良寛」続-14-032_033
岩室良寛会編 岩室温泉観光協会刊「良寛さんと岩室 ガイドブック」
岩室良寛会編 岩室温泉観光協会刊「岩室の良寛史跡探訪」
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