良寛長歌「月の兎」に因みウサギの右向き画像
ロゴ 良寛さまのゆかり
良寛長歌「月の兎」に因みウサギの左向き画像
岩室温泉 丸小山公園
良寛歌碑「いはむろのたなかのまつは」
新設:2017-05-01
良寛歌碑「いはむろのたなかのまつは」田中の松歌碑
撮影:2012-05-16

良寛歌碑「いはむろのたなかのまつは」
田中の松歌碑(丸小山公園)

丸小山公園の良寛歌碑/田中の松歌碑


碑 面
(碑上部扇形内)
いはむろの たなかのまつは まちぬらし
  わをまちぬらし たなかのまつは
             釈良寛書

(碑下部)
師来有何
意 飛錫留
高蹤 傍人
問不答 笑
指一株松
読良寛禅師
歌題後
翠雲道人

読 み
(碑上部扇形内)
岩室の 田中の松は 待ちぬらし
 我を待ちぬらし 田中の松は
           釈良寛書

(碑下部)
師の来れるは何の意か有る
錫を飛ばして高蹤を留む
傍人問えども答へず
笑って指す一株の松
   良寛禅師の歌を読み後に題す
         翠雲道人   

補 足
碑面の内容は 石瀬の歌碑と同じもの なぜ 石瀬と丸小山の相互に近い所に 同等の歌碑があるのか 次の事情によるものという

2つの碑の建立者(スポンサー)である医師高島彪雄は渡満の折 今の敵見の松の所に 田中の松歌碑を作るよう言い置いて行ったそうです それが どういう訳か丸小山に建てられてしまった そこで敵見の松の所に再度建立した

当時のリーダー(岩室の高島幸蔵らと石瀬の渡辺代太郎ら)の対立が背景にあったためではと思われるという

良寛は 次の歌も詠んでいる
 石瀬なる 田中に立てる 一つ松
 しぐれの雨に 濡れつつ立てり

場 所
新潟県西蒲区岩室温泉 丸小山公園(岩室温泉の南端)
筆 者
 歌 : 良寛
題跋 : 小室翠雲(東京の南画家で 昭和10年頃岩室温泉に逗留し
     南画グループを指導したという)

建 碑
昭和10年(1935)4月18日
建碑者
高島彪雄
参 考
「定本良寛全集」2-0785
「いしぶみ良寛」正-13-0052_055
岩室良寛会編 岩室温泉観光協会刊「良寛さんと岩室 ガイドブック」
岩室良寛会編 岩室温泉観光協会刊「岩室の良寛史跡探訪」