良寛さま ゆかり
中村696-1 斉藤家庭上
俳諧三祖塔 1組(3基)
新設:2017-05-01
更新:2023-03-25
撮影:2012-05-14
俳諧三祖塔 1組(3基)


俳諧三祖塔
「芭蕉翁」は 手前「梅花佛」後方にあるが写真では松の枝の陰となり見にくい
「盧元法師」は中程のやや左寄にある

標柱「新潟市文化財 俳諧三祖塔」
平成10年11月1日建立
新潟市教育委員会

案 内
新津市教育委員会編「新津の文化財(改訂版)」平成16年3月刊の23頁に 次 のとおり解説されている

歴史資料 平成5年7月6日指定
俳諧三祖塔 1組(3基)

桂家4代誉章(たかあき)(1734~1796)は 俳句を新発田の俳人画一()(こう)(1698~1774)に学び 遊字庵()(けい)と号した

画一汻虹は美濃派の総帥各務(かがみ)支考(しこう)(蕉門十哲の1人)が越後を行脚したときに その門人になったが 支考没後は新津を訪れたことがある美濃派獅子門二世である()(げん)(ぼう)里紅に師事した

誉章は「俳諧十論衆儀拾遺」を編纂し 安永2年(1773)に京都の橘屋から刊行した 晩年である寛政6年(1794)には 秋葉山円通閣の隣地に「俳諧三祖塔」を建立した 三祖塔は「芭蕉翁」「梅花佛」「盧元法師」と彫った3基の石碑からなっており 近世越後の文学史を研究するうえできわめて有益な史料である

場 所
新潟市秋葉区中村696-1 斎藤久夫家庭上

建 碑
寛政6年(1794)

建碑者
桂誉章 (移設・現管理者 齋藤久夫)

参 考
新津市教育委員会編「新津の文化財(改訂版)」平成16年3月刊
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