良寛さま ゆかり
大渕998 東陽寺
良寛詩碑「誰氏丹青摸出来」渡唐天神
新設:2017-05-01
更新:2023-03-25
撮影:2012-05-14
良寛詩碑「誰氏丹青摸出来」渡唐天神


良寛詩碑「誰氏丹青摸出来」

碑陰

山門鐘楼二層造
(個人の寄進という)

碑 面
誰氏丹青摸出来
梅花面目松精神
大唐衣冠宛相宜
因知無刹不現身
    良寛書

読下し
誰氏の丹青か 摸出し来る
梅花の面目 松の精神
大唐の衣冠 宛として相宜し
因って知る 刹として身を現ぜざるなき
    良寛書

碑 陰
良寛古仏唐天神を讃して曰く 梅花面目松精神 三島郡島崎継室堂主人の好意により 拝請石刻して詩碑を建立す
 山僧住職二十周年記念
    昭和五十年六月

補 足
東陽寺は 阿賀野川左岸堤防脇にあって 見事な老松と山門鐘楼が目をひく その境内に置かれた緑石の左寄に 黒御影石がはめこまれ 良寛詩が刻まれている

場 所
新潟市江南区大渕998 (曹洞宗) 虎嶽山東陽寺 境内

筆 者
良寛

建 碑
昭和50年(1975)6月

建碑者
東陽寺檀徒一同

参 考
「定本良寛全集」*1-272 *1-400 共に第3句相違
「いしぶみ良寛」正-04-020_023
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