新設:2017-05-01
更新:2023-03-25
撮影:2012-05-17
会津八一歌碑「みほとけの」
- 碑 面
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みほとけの あごとひぢとに
あまでらの あさの
ひかりの ともしきろかも
中宮寺にて 秋艸道人
- 副 碑
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みほとけの あごとひぢとに
あまでらの あさの
ひかりの ともしきろかも
中宮寺にて 秋艸道人
(歌意)
尼寺の みほとけは
頬にあてた指先と
曲げた右肘に
朝の光が優しく反射する
そのお姿はなんと神秘的で
魅惑的なことか
(建立趣旨)
會津八一が中宮寺のご本尊・菩薩半跏像を詠んだ歌の碑は 2010年(平成22)11月29日に 中宮寺本堂正面に建立された
その姉妹歌碑が中宮寺・日野西光尊ご門跡と飛島建設・左野勝司氏とのご好意で 會津八一記念館に寄贈された
八一が若き日と晩年に逍遙したこの松林に建立し 奈良と新潟の縁の象徴とする
會津八一(1881~1956)
新潟市出身 早稲田大学名誉教授 新潟市名誉市民
すぐれた東洋美術史学者であり 類まれなる歌人 独往の書家でもあった 秋艸道人または渾齋と号した。
2011年7月4日 公益財団法人 會津八一記念館
- 場 所
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新潟市中央区西船見町5932-626 西海岸公園
旧会津八一記念館跡前から西海岸公園に入り 松林を左に少し進むと
本碑と副碑がある
- 筆 者
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会津八一
- 建 碑
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平成23年(2011)7月4日
- 建碑者
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公益財団法人 會津八一記念館
- 補 足
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会津八一は 良寛の歌集を正岡子規に贈るなど 良寛顕彰に尽くした
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