新設:2017-05-01
更新:2023-03-25
撮影:2012-05-13
良寛詩碑「似欲割狗肉・伊余疎慵者」
- 碑 文
(台座)
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余鉢を持して新潟に到り 有願老子の白衣舎に 説法するに逢う 因って偈二首あり
狗肉を割かんと欲して当陽に羊頭を掛くるに似たり
余も亦臭を同じくする者 優々卒に未だ休めず
これ余は疎慵の者 乞食して此の地に游ぶ
逢著す閙市のうち 一笑して共に悠々
<*** ここから 良寛筆 ***>
余持鉢到新潟逢有願老子説法
白衣舎因有偈二首
似欲割狗肉 当陽掛羊頭
余亦同臭者 優々卒未休
伊余疎慵者 乞食此地游
逢著閙市裏 一笑共悠々
<*** 良寛筆 おわり ***>
良寛が50歳の頃 新潟へ托鉢にきて有願和尚に逢い この2首の漢詩を作りました
良寛没後170年祭を記念して 良寛を敬慕する多くの方々の浄財により この良寛像と詩碑を建立します
平成12年4月
制作者 茂木 弘次
建立者 新潟良寛会
- 場 所
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新潟市中央区古町通6-968-1
古町通と新津屋小路が交差するところにある
洋装店KLIMT(クリムト)前歩道上の良寛像「新潟の良寛」台座
- 筆 者
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良寛(原詩のみ)
- 建 碑
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平成12年(2000)4月
- 建碑者
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新潟良寛会 (良寛没後170年祭を記念して)
- 参 考
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「定本良寛全集」*1-252 *1-253
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