良寛さま ゆかり
赤穂城趾塩屋門脇
良寛歌碑「やまあらしよ」
新設:2017-05-01
更新:2023-02-13
撮影:2014-05-17
良寛歌碑「やまあらしよ」


良寛歌碑「やまあらしよ」
写真1

石積が崩れかけた処に建つ良寛歌碑
写真2

中央写真の反対側から見る良寛歌碑
写真3

案 内
良寛歌碑は赤穂城趾の大手門と反対側の裏門としての「塩屋門」辺りにあって 写真2には写っていないが 「塩屋門(赤穂城裏門)跡」と題した「木製案内板」が赤穂義士会によって 写真2の右外側に設置されている

写真2の右端に建つ木柱には 表面に「良寛歌碑」 左側面に「昭和29年に建てられ 碑文は 良寛が諸国行脚の途中 赤穂天神の森に立ち寄り 野宿したときに うたったといわれています」と記されている ただし 最後の部分はほとんど読めない

歌碑碑面は 残念ながら全く読めない この歌碑を紹介した古い書籍には 背景に樹木が写っているが 伐採されて樹木はない 樹木が大きくなり過ぎて 石垣を壊してしまうので伐採されたらしい 良寛歌碑が建つ石垣の上には大きな切株が複数残っていた

写真2の手前から 歌碑が建つ処まで上ることができる 写真では わかり難いが階段状になっている 反対側からは上ることができない(写真3)

碑 面
あこうてふところにて天神の森に宿りぬ
さよふけがたあらしのいとさむふふきたりければ
  やまあらしよ いたくなふきそ しろたへの
   ころもかたしき たひねせしよは

場 所
兵庫県赤穂市上仮屋 赤穂城趾塩屋門近傍

筆 者
良寛

建 碑
1954年11月14日

参 考
「定本良寛全集」*2-0002(初句が「やまおろしよ」)
「いしぶみ良寛」正-85-302_305

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