良寛さま ゆかり
柏崎市常盤台 洞雲寺
良寛・貞心尼唱和の歌碑「恋学門妨」
新設:2017-05-01
更新:2023-03-01
撮影:2011-06-28
良寛・貞心尼唱和の歌碑「恋学門妨」


良寛・貞心尼唱和の歌碑「恋学門妨」
写真1

山門
写真2

本堂
写真3

良寛・貞心尼唱和の歌碑「恋学門妨」
写真4

案 内
良寛・貞心尼唱和の歌碑「恋学門妨」は 本堂(写真3)の前を左に進んだ 墓域への門の左手前にある

碑 面
    恋学門妨
                 貞心
 いかにせむ まなびの道も 恋ぐさの
     しげりていまは ふみ見るもうし
                 良寛
 いかにせん うしにあせすと おもひしも
     恋のおもにを 今はつみけり

読 み
  恋は学問の妨
如何にせむ 学びの道も 恋草の
  茂りて今は 書見るも憂し
如何にせん 牛に汗すと 思ひしも
  恋の重荷を 今は積みけり

碑 陰
  貞心尼歌碑
貞心尼は 良寛禅師晩年の法弟 仏のみちはもとより 和歌にもすぐれていられた
良寛との出会いから 温かく心のかよった交り そして示寂をみとるまでを よみかわした「はちすの露」は 2人の誠の玉の輝きである
洞雲寺泰禅和尚について得度を受けたゆかりで 貞心尼はここにねむっておられる


場 所
柏崎市常盤台5-1 寳龍山洞雲寺(曹洞宗)

筆 者
貞心尼

建 碑
平成3年(1991)11月4日

当 代
洞雲寺32世 今井龍三

碑 稿
渡辺秀英

建碑者
中村昭三

参 考
「定本良寛全集」2-1444
「いしぶみ良寛」続-61-126_127

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